やる気スイッチと目に見えない氣のお話 後編

みなさま、こんにちは。
名古屋の中学受験専門プロ家庭教師の富都野です。

今日は、昨日に引き続いて、
ゴールデンウィーク中に経験した甥っ子のお話の続きです。

(この話の内容は、あめことブログに寄稿したものと同じです。一部改変)

*******************

さて、弟から、Nちゃんの公開模試の結果報告がありました。

算数200点満点中、過去最高得点が40点だったところ、
今回の結果はなんと120点!
4科目合計550点満点中、過去最高199点だったところ、
今回の結果はなんと399点!

Nちゃん、大金星。大フィーバーです。

「Nが大爆発だ、これは上位クラスの成績だぞ」と
塾長先生もみんなの前で誉めてくれたとか。

Nちゃん、とても喜んでいたそうです。
本当によかった!

今回、奇跡としか言いようがない結果が得られたのは、
点数が上がるテクニックを教えたからではありません。
(実際そんなすごいものは教えられません 爆)

2日強の指導でこんなに成績が上がるテクニックなら
私も教えてほしいです。

こんな短期間でこれほどの奇跡を起こせたのは、やはり
何よりも、Nちゃんができるようになりたいと
心の底から望んだからです。

でも、それだけではもしかすると難しいかもしれません。

Nちゃんは結果を出そうと本気で努力していたのに
今まで出せなかったのですから。

では、何がNちゃんの本気を後押ししたのか?

それは、まわりの大人がNちゃんに張り付けた新しい氣だと、
今回、改めて気づかされました。

今までは、こんなに頑張っているのに…と、まわりの大人は
「…のに」を付けて、できないことにフォーカスしていました。

心配や応援の影に、頑張ってもできない子という氣を
色んな大人が張り付けていたのですね。

その氣によってNちゃんは才能の扉を思うように
開けることができなかったのかもしれません。
あるいは、
自分で扉を閉ざしてしまったのかもしれません。

今回、チャンスをいただき
Nちゃんは必ずできる
という氣をNちゃんに張り付けました。

それによって、Nちゃんのやる気に火がつき、
まわりの大人も新しい氣に張り替えました。
そして見事な結果。

氣の威力、今更ながら恐るべし。

心配せず、安心の氣から
この子はできると心から信じてあげること。

たったこれだけの大人の応援が
子どもに奇跡を与え、
無限の可能性の扉を開けるんだな

ということを、今回本当に実感しました。

受験に必要な知識を教えること以上に大切なのことは
子どもに今まで張り付いていたネガティブな氣を剥がし、
できるという氣を新たに張り直してあげて、
子どものやる気スイッチを押すきっかけを
与えてあげること、それだけでいいんだ、

子どもが自らの力で成長、前進して
奇跡を生み出していけるサポートをすれば良いんだ

そういう家庭教師になりたい。なるぞ~!

教育への想いを強くするチャンスをいただいた
とても有り難い今年のゴールデンウィークでした。

Nちゃん、弟夫婦、両親、皆ありがとう。

皆さまのお子さまの可能性の扉も次々と開かれていきますように。